金稔万さんイルム裁判控訴審・公正判決を求める呼びかけ 賛同人・賛同団体(計282個人・12団体 / 2014年10月16日現在)

(以下、呼びかけ文)

日本で初!「通名」使用問題の本質を問うイルム裁判、2013年1/30大阪地裁不当判決! 「通名」強要しないで! 金稔万さんの高裁控訴審にご支援を!

金稔万さん本名(民族名)損害賠償裁判を支援する会事務局
弁護団:空野佳弘・奥田愼吾・弘川欣絵

在日韓国人2世の金稔万さん(52歳・尼崎市在住)が大阪の建設現場に日雇いで就労するにあたって、突然通名(日本名)使用を強制されたことから、建設会 社(元請けの大林組と下請け2社)と国を相手取り、損害賠償請求を大阪地裁に求めました。2年余の審理を経た2013年1月30日の判決で、大阪地方裁判 所の久留島群一(くるしまぐんいち)裁判長は「強制の事実は認められない」と金稔万さんの請求を棄却し、原告敗訴の不当判決を言い渡しました。
判決は、①金稔万さんが通名使用を強制された事実を否定し、背景となる日雇い労働への理解もありません。また、②国が本名回復の特段の努力も行わず放置し た不作為も認めない不当判決でした。通名使用を強制することは人格権の侵害にあたりますが、裁判所は、あろうことか金稔万さんが通名使用を承諾したとし、 強制の事実を否定しました。
この不当判決を覆すため、金稔万さんは2月7日に大阪高等裁判所に控訴しました。今後の控訴審では、一層多くのみなさんにこの裁判を支援していただきたく思います。
このたび裁判を支援し、大阪高裁に対し、公正な判決を求めることに賛同する「賛同人・団体」を広く募っています。
なお、賛同していただける方のお名前・肩書き・メッセージは、ビラやブログ(http://d.hatena.ne.jp/irum/)などに掲載する場合がありますので、よろしくお願いします。また、裁判には諸費用がかかります。カンパもお願いします。

【金稔万さんイルム裁判の概要】
  2009年3月、金稔万さんは、大阪・梅田のビル建て替え工事第1期工事に本名で就労した。裁判で明らかになったのは、1期工事の際に誤った手続がなされ たことであった。元請けの大林組現場事務長の基本的な間違い(特別永住者の金稔万さんには不要な「外国人就業状況の届け出」を第1次下請けに提出させたこ と)と、第1次及び第2次下請けが誤りを知りながら「元請けの言うとおりにしておかねば」と元請けの誤りに便乗。そのため、同年9月の第2期工事では本来 不要な「届け出」の提出を回避するために、金稔万さんに対し、こうした「脱法的行為」により、金海稔万(かねうみとしかず)という通名の使用を現場で強制 した。金稔万さんはこれを不服として、2010年5月に大阪地裁に損害賠償請求訴訟を起こした。
 

今年1月の判決で、大阪地裁は、被告企業の言い分のみに依拠し、2次下請け業者代表者は自も特別永住者で、金稔万さんの第1期工事での本名の使用を認め、 さらに仕事を優先的に紹介していたとした。2期工事の際には、「書類の準備に3、4日かかるが、通名ならすぐ働ける」と打診し、金稔万さんが了解したとい う偽証を採用して、強制はなかったと結論づけた。
 

 この判決は、労働の機会を奪われたくないため、「脱法的行為」であるにもかかわらず、下請けに言われるまま通名で仕事に就かざるをえなかった事実だけに着 眼した判断であり、通名を使わざるをえない日本社会の現実に一切考慮しない「門前払い」ともいえる判決だった。しかも、日雇い労働への理解をまったく欠い た判決だった。日雇い労働の現場で「書類の準備に3、4日かかる」というやりとりはありえない。日雇いはその日の仕事の契約であり、3、4日先まで考慮し た雇用契約は結ばない。
このように大阪地裁判決は、金稔万さんの心の叫びを無視し、金稔万さんの主張をことごとく退ける極めて不当な判決です。

賛同人・団体募集! 一人でも多くの方々のご協力をお願いします。

 

金稔万さんイルム裁判控訴審・公正判決を求める賛同人・賛同団体 

50音順(敬称略)(計282個人・12団体/2014年10月16日現在)
【個人】愛沢 革(詩人・翻訳家)・秋田賢司(年金受給者)・浅見洋子(大阪府立大学大学院生)・有元幹明(日朝市民連帯大阪共同代表)・安世鴻(アンセホン/写真家・ 重重~安世鴻 日本軍「慰安婦」写真展実行委員会)・安聖民(アンソンミン/パンソリ唱者)・池田宜弘(アジアこどもプロジェクト代表)・石原 燃(劇作家・非戦を選ぶ演劇の会)・石丸次郎(アジアプレス)・和泉健一(阪神教育情報センター)・磯貝治良(作家・在日朝鮮人作家を読む会)・伊地知紀 子(大阪市立大学)・市村善行(「日の丸・君が代」に反対する阪神連絡会)・李 鐡(イチョル/在日韓国民主統一連合常任顧問)・李真理(イ・チンリ/同胞保護者連絡会)・伊藤 満(部落解放同盟奈良県連合会書記長)・稲富 進・井手窪啓一(なかまユニオン執行委員長)・井上 淳(日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク)・今井 恵(ピアノ技師)・今里 哲(シャンソン歌手)・林茂澤(イムムテク/立命館大学非常勤講師)・岩崎晶子・岩野政樹・ 印藤和寛(全朝教大阪)・上野 都(在日韓国文人協会)・内岡貞雄(長生炭鉱の”水非常”を歴史に刻む会副代表)・浦田晴夫(無産者)・浦辻宏昌(元ドキュメンタリー・フィルム・ライブ ラリー)・江利川 憲(フリー編集者)・大谷隆夫(日本キリスト教団牧師)・大橋愛由等(図書出版まろうど出版)・大橋紗奈(龍谷大学学生)・大平和幸(ハッキョ支援ネット ワーク・なら)・大村和子(朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪)・大村 淳(城北ハッキョを支える会)・大森正子(おおもりまさこ)・岡田有生・岡田卓己(韓国啓明大学教員)・岡 真理(京都大学教員)・岡本光彰(おかもと みつあき/神戸横丁の歌唄い)・呉光現(オグァンヒョン/NPO法人聖公会生野センター総主事)・奥田和浩(日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク)・奥村剛子・呉世宗(おせじょん/琉球大学)・小多基実夫(反戦自衛官)・恩地庸之・垣渕幸子(朝鮮女性と連帯する奈良県女性の会代表)・郭日出(かくひで/日之 出書房)・笠松正俊(なかまユニオン)・梶原義之(止めよう戦争への!兵庫阪神連絡会)・かねこあさみ(京都市民)・兼近修身・綛谷智雄(近畿医療福祉大学准教授)・川瀬俊治(編集者)・河津 聖恵(詩人)・姜善浩(カンソノ/企業家)・姜朱実(カンチュシル・華道家)・姜英哲(カンヨンチョル/朝鮮総聯八王子支部委員長)・菊池 功(きくち いさお)・菊池 洋(福祉職)・菊地夏野(名古屋市立大学)・北川敏雄(百姓)・北口 学(大阪芸術大学教員)・北島由紀子(きたじまゆきこ/会社員)・喜多村憲一(きたむらけんいち/川崎から日本軍「慰安婦」問題の解決を求める市民の会)・木下啓子(日本キリスト教団新居浜梅香教会)・桐生隆文(元東大阪市職員)・金仁淑(きむいんすく)・金栄順・金吉浩(キムギロ/作家)・金信鏞(きむしにょん/コリア教育文化センター)・金成日(キムソンイル /がらくた喫茶どるめん店主)・金鎭英(キムヂニョン/韓国・民族問題硏究所硏究員)・金治明(キムチミョン/金稔万さんの裁判を支援する沖縄の会)・金 泰九(キムテグ/国立療養所長島愛生園)・金泰賢(キムテヒョン/長田在日大学運営委員)・金必順(キムピルスン/在日大韓国キリスト教会全国教会女性連 合会総務)・金孝先(キムヒョソン/東大阪民族講師)・金恵順(キムへスン/会社員)・金洪仙(キムホンソン/大学非常勤講師)・金弘明(キムホンミョン /関西韓国YMCA)・金文男(キムムンナム/グラフィックデザイナー)・金勇樹・金勇秀(キムヨンス/司法書士)・金里博(キムリバク/在日韓国文人協会)・清 末愛砂(室蘭工業大学教員)・金琳泰(きんりんて/在日韓国青年会大阪府地方本部)・郭辰雄(クァクチヌン/コリアNGOセンター代表理事)・久住呂 博信(くじゅうろ ひろのぶ/職人)・楠本昭弘(労働者)・熊本理抄 (教員)・琴基徹(クム・ギチョル/月刊イオ編集長)・栗田珠美(全朝教大阪事務局長)・グる☆生屋(労働者)・黒石昌朗(9条改憲阻止共同行動実行委員会)・胡桃澤伸(精神科医)・鍬野保雄(日本 とコリアを結ぶ会)・越水 治(三人社代表)・高敬一(コウキョンイル/(社)大阪国際理解教育研究センター事務局長)・高賛侑(コウチャニュウ/ノンフィクション作家)・高用哲 (コウヨンチョル/同胞保護者連絡会)・古賀 滋(日朝市民連帯)・高秀美(コスミ/編集者)・高貞子(コジョンジャ/「タルマジ」主宰)・高誠晩(コソンマン/京都大学大学院生)・高正子(コヂョン ヂャ/神戸大学)・小西かづはる(全国在日外国人教育研究所事務局長)・小柳伸顕(日本キリスト教団牧師)・高龍秀(コヨンス/甲南大学教員)・高理恵 (コリヘ/東大阪民族講師会)・斎藤塩子(アルバイト)・斉藤日出治(海南島近現代史研究会)・坂本悠一(立命館大学社会史システム客員研究員)・嵯峨山 浩子・佐川亜紀(詩人)・佐藤零郎(NDS)・佐野彰則(イルムロゴ・デザイン)・佐野通夫(大学教員)・嶋田頼一・島津威雄(元三重大学教員)・島村教子・下地真樹(しもじまさき/阪南大学准教授)・新谷宏・鈴木 良(元立命館大学教授)・首藤久美子(すどうくみこ)・角南圭祐(共同通信記者)・住田一郎(部落解放同盟住吉支部員)・宗博文・徐文平(ソムンピョン/積水ハウス在日社員本名裁判元 原告)・宋実成(そんしるそん)・戴エイカ(たいえいか/ノースカロライナ州立大学外国語外国文学学部教授)・高井弘之(えひめ教科書裁判を支える会)・高原さつき・高林敏之(日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会)・高見元博(共生舎)・武田雅子(大阪樟蔭女子大学特任教授)・竹村聡子(日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク)・竹本衣江(NPO職員)・館山英夫(日 本キリスト教団牧師)・田中趙美奈子(在日コリアン青年連合)・田中直子(日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク)・田中 宏(一橋大学名誉教授)・田中ひろみ(日本軍「慰安婦」被害女性と共に歩む大阪・神戸・阪神連絡会)・谷口研二( たにぐちけんじ)・谷 敏光(多文化共生フォーラム奈良)・田渕由紀(たぶちゆき)・田辺久子・崔明實(ちぇ みょんしる/薬剤師)・陳天璽(チェンティエンシ/国立民族学博物館准教授)・張征峰(チャンヂョンボン)・趙益秀(チョイクス)・鄭雅英(Chung Ah Young/立命館大学教員)・鄭甲寿(チョンガプス/公益財団法人ワンコリアフェステイバル代表理事)・丁 章(チョンヂャン/詩人)・泰知成(チンヂソン/ちんちそんのつくる平和新聞)・塚﨑昌之(在日朝鮮人運動史研究会会員)・塚本光則(高校教員)・辻淳子(つじ あつこ/釜ヶ崎パトロールの会)・寺井秀 登(多文化共生フォーラム奈良副代表)・寺尾光身(元理系教員)・戸田ひさよし(大阪門真市議会議員)・冨岡和秀・豊里友行(写真家)・中川裕之(元郵便局員)・長崎由美子(朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪)・長沼節夫(ジャーナリスト)・中沢浩二(排外主義とたたかうネットワーク関西)・長澤民衣(ながさわたみえ)・中田光信(日本製鉄元徴用工裁判を支援する会)・中村一成(なかむらイルソン/ジャーナリスト)・中村麻結(姫路獨協大学准教 授)・なんどう照子(詩人)・西村寿美子(日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク)・西村秀樹(近畿大学人権問題研究所教員)・西本 恵・沼田充廣(戦争と平和を考えるつどい)・丹羽通晴(おおさかユニオンネットワーク)・根本樹(ねもとみき)・野口豊子(編集者)・朴 一(ぱくいる/大阪市立大学)・朴君愛(パククネ)・パクサユ(コマプレス)・朴 実(パクシル/音楽家)・朴正恵(パクチョンへ)・朴東浩(パクトンホ/在日本朝鮮留学生同盟中央本部委員長)・波佐場清(ジャーナリスト)・橋口昌治・橋本 猛( はしもと たけし/労働者)・橋本 徹・服部良一(前衆議院議員)・原口 剛(神戸大学人文学研究科准教授)・原田恵子(レーバーフェスタ実行委員)・韓基大・方清子(ぱんちょんじゃ/日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク)・飛田雄一(神戸学生青年センター館長)・ひびのまこと(barairo.net)・平石 昇(ユニオンおおさか副委員長)・廣瀬研一(ヒロセケンイチ)・黄光男(ファンカンナム/兵庫在日外国人人権協会事務局長)・深田圭子(看護師)・藤井幸之助(大学非常勤講師・コリアン・マイノリティ研究会)・藤井昭三(ジャーナリスト)・藤岡美千代(・オリーブガーデン・)・藤代隆介(北海道朝鮮初中高 級学校教員)・藤田悟(NPO法人京都自由大学事務局長)・藤永 壯(大阪産業大学)・藤美津子(絵描き)・藤本伸樹(ヒューライツ大阪(アジア・太平洋人権情報センター))・藤原史朗(元教員)・筆谷淑子((有)島岡 製陶所役員)・船橋 美和子(ふなはし みわこ)・古野喜政(元毎日新聞ソウル特派員)・裵解子(ペへヂャ/セッパラムプロジェクト)・許玉汝(ホオンニョ/詩人・大阪コリア文学教室事務 局)・堀江節子(コリア・プロジェクト@富山)・堀江有里(日本キリスト教団牧師)・堀切公代(ほりきりきみよ)・本條春生・本田哲郎(カトリック司祭)・本多真紀子・本間 全(ふるさとの家)・前川幸美(セラピスト・マインドライフメンタルケアルーム)・前田憲二(映画監督・NPO法人ハヌルハウス代表理事)・前田年昭(神戸芸術工科大学教員)・蒔田 直子(まきた なおこ/学生寮職員)・ましこ・ひでのり(中京大学国際教養部)・松浦奈美(母・記者)・松尾美恵子(特定非営利活動法人釜ヶ崎医療連絡会議)・松尾哲郎(まつおてつろう)・松田暢裕 (奈良教職員組合)・松田幹雄(大阪市立中学校教員)・松原康彦(三里塚決戦勝利関西実行委員会事務局次長)・松村徳子(奈良女性史研究会)・松本智志(まつもとさとし)・松本真紀子・三木草子(シスターウェーブス)・三木輝雄(大阪府立高校教諭・在日社員本名裁判支援の会元代表)・水野直樹(京都大学教員)・水野浩重(神戸市 民)・源 淳子(関西大学人権問題研究室委嘱研究員)・三室 勇(ジャーナリスト・ネット)・三宅美千子(和泉市における在日コリアンの歴史を考える会)・松野尾かおる(風をおこす女の会)・三橋秀子(市民運動家)・文京洙(ムンギョンス/立命館大学教員)・문성근(Moon Sungkun/韓国・興士団企画局長)・ムン青ヒョン(ムンチョンヒョン/一級建築士)・米加田周子(日本キリスト教団牧師)・文殊幹夫(大阪東ティ モール協会)・元 百合子(大阪女学院大学教員)・森本孝子(「平和憲法を守る荒川の会」共同代表)・やじまあきこ・安井喜雄(プラネット映画資料図書館代表)・山西麻依(自由業)・梁優子(yang wooja/大阪市立大学創造都市研究科博士後期課程)・梁愛 舜(ヤンエスン)・梁澄子(やんちんじゃ/日本軍「慰安婦」問題解決全国行動共同代表)・梁武允(ヤンムユン/在日コリアン青年連合)・劉成道(ユソンド /在日コリアン青年連合)・尹健次(ユンゴンチャ/神奈川大学教員)・横田晴美(社会福祉士)・横山英治・力丸 直子(りきまる なおこ)・李信恵(リシネ/ライター)・李洙任(Lee Soo im/龍谷大学経営学部教授)・李芳世(リバンセ/詩人)・Lilian Terumi HATANO(近畿大学)・吉岡政子(ふるさとの家)・渡邊成(わたなべせい)・渡邊 太(大阪国際大学教員)・他、匿名12名
(計282個人)

【団体】ℐ(アイ)女性会議なら・アジア女性資料センター・大阪キタ越冬実劇作家協会・釜ヶ崎パトロールの会・コリアン・マイノリティ研究会・社会福祉法人聖フランシスコ会ふるさとの家・自由労働者連合・特定非営利活動法人釜ヶ崎医療連絡会議・日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク・非戦を選ぶ演劇の会・民族を考える研究会(代表:権仁燮/クォンインソプ)
(12団体)